japanheartで学生国際医療研修!
薬剤師国家試験を控えた6回生の夏、
夏休みを利用して、ミャンマーにて学生国際医療研修に参加しました!
その体験を少し思い出しながら書いていこうと思います。
特定非営利活動法人ジャパンハート(Japan Heart)は、発展途上国を中心に活動する日本の国際医療ボランティア団体で、特定非営利活動法人(NPO法人)。
日本国内の複数の企業から経済的な支援を受け、活動している。現在の活動地はミャンマーとカンボジア、ラオス、インドネシア、日本。国内活動地は僻地離島のほか、宮城県石巻市などがあげられる。 海外では、貧しく医療を受けられない人々を対象に、年間2万件を超える治療を行う。
世界一周の経験から、国際医療協力というのが私の目標となっていて、
その国際医療の現場を見たい!というのが参加理由。
国試前、最後の夏休みということで迷う気持ちもありましたが、
思い切って、自分を信じて、申し込みました。
小論文を送って、合否という形だったような。。
今回ももちろん一人、猪突猛進です。
参加者は私を含む5名。skypeで面接?説明会?があって、
まだ顔も知らぬ人たちだったけどすぐに打ち解けました。
帰りシンガポールに行く計画とか立てちゃいました。
そして、ミャンマーに向けて出発です。
現地集合!っていうところがなんか大好き。一人で向かいます。
ミャンマーでは、医療関連ツアーとしてヤンゴン市内の有償・無償病院を合わせて5つと、視覚障害者支援施設、Dream Train、そしてワッチェ病院を見学させてもらいました。
ワッチェ病院で見学させていただく時間が多かったです。
ワッチェ病院では1日に15件ほどの手術が行われて、朝は5時に起床し手術は深夜0時を超えることもありました。
クーラーはなく、お風呂も大きなバケツみたいなものに入った濁った水をみんなで使います。
スタッフに早く休んでもらいたくて、お風呂は3分くらいで済ませ、寝るときは暑くて眠れず、冷えピタを張って寝たのを今でも覚えています。(冷えピタが効いてると寒くて、効かないとまた暑くて起きる)
とても過酷です。
スタッフの体力どんだけ~~!と思いました。
手術室も日本とは大きくことなる環境でした。
停電にそなえた多数の懐中電灯や予備電源、ハエ叩きや手作りのガーゼ、様々な物資もできるだけ節約して使っていました。手術は多くは局所麻酔下で行われるので、麻酔があまり効かず痛みに苦しむ患者もいました。
停電になったとき、麻酔が切れ患者が暴れだしたとき、
日本のようには整っていない環境や設備の中でも、
自分の最大限にできることを考えまっすぐに患者さんに向き合うスタッフの方々の姿には強い使命感があって、
ただただ感動。
異国の地、日本人スタッフを信じてくれるミャンマー人の想いに応える。
誰のための医療か、っていうのが濁りなくて、まっすぐで
日本にいたら忘れそうになるこの心。
決して忘れちゃいけないこと。
今思い出しても泣きそうになる。
病院の病室では、患者さんのずっとそばにいて、
一日中うちわであおいであげる家族や泊まり込みで看病する家族がたくさんいたり、
医療スタッフの言っていることが伝わらない時は複数の人が集まり、
協力しながら理解しようとしてくれたりするミャンマー人の姿が多く見られました。
私たちにも、笑顔で話しかけてくれる人や、ご飯を一緒に食べないかと誘ってくれたりする人が本当にたくさんいて、すごく温かい雰囲気で人と人が助け合う姿が印象に残っている。
助けて助けられて、関係が築きあがる。
命を救うだけじゃなく、人とのつながりもたくさん感じられました。
貴重な体験をさせていただいたlapanheartのみなさんには、感謝しかありません。
一生忘れない思い出になりました。
ホテル横にあったレストラン。カレーがおいしすぎた!